NHP10 アクアの異音(カタカタ音)が気になる

走行中に段差などによるショックが加わると、ダッシュボードの中のどこかがカタカタと音がして不快に感じていた。

アクアのダッシュボード(助手席エアバッグ付近)

短い手を懸命に伸ばし、助手席のエアバッグが収納されている付近を左手でグッと抑え込みながら走ると音がピタリと止んだ。

どうやら、この中が怪しいようだ。

アクアのダッシュボードパネル外したところ

とりあえず、ダッシュボードのパネルを外してみることに。先にナビと助手席エアコン吹出口を外した。

アクアのダッシュボードパネル、メーターパネル等を外した写真

続けて、外せるところを外していきます。

アクアのダッシュボードパネル(裏側)

裏側から見るとこんな感じ。クリップでとまっているだけなので、エーモン(amon) 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ などを使い、順番にこじれば簡単に外すことができます。

力任せに、一気におもいっきり引っ張ると割れる可能性があるのでご注意を!

※エアコン吹出口・メーターパネルカバーも外しましたが、結果的に外す必要はなかったです。全体像を把握する上では外して正解だったかも。

アクアのエアバッグ収納ボックスから異音!

アクア助手席のエアバッグ

ダッシュボードを叩いたり上下に揺さぶると、どうやら助手席のエアバッグが収納されているプラスチックのボックスからカタカタ音が発生しているようだ。

写真の矢印の所が金属のステーで、そこに隙間(遊び)があり、走行中の段差等による振動を拾いカタカタ音が鳴っているようです。

異音発生箇所にスポンジ(ゴム)を詰めた。

アクアのダッシュボードパネルを浮かせた
アクアのダッシュボードのクリップを浮かせた

というわけで、金属のステーと、そこにハマっている助手席エアバッグのプラスチックの箱との隙間に、スポンジを入れてギュウギュウにし、振動で動かなくすることにより、異音を除去することにした。

ダッシュボードを手で持ち上げてスポンジを挿入しようとしたが、隙間が狭く上手く入れることができなかった。

なので、ダッシュボードのクリップ2箇所を外し浮かせることにより隙間を作ることに成功した。両手が自由になるし、これで作業がはかどります

NRスポンジ

購入したNRスポンジを隙間に入れます。こういった商品は、どこのホームセンターにもあると思います。100均だと幅が狭い物しかないと思いますので、ホムセンかネットで購入を。

接着テープ付きを推奨しますが、隙間が狭くて挿入しにくい、あるいはテープがなくてもピッタリはまって動かないのであれば、テープなしでもOKです。

いずれにせよ、安いのでテープ付き・テープなし、どちらも買っておけばいいですね。

アクアの助手席エアバッグの隙間にスポンジ

そして、隙間にスポンジを入れました。これで遊びがなくなり、叩いても揺らしても動きません。

まるで、高級車に生まれ変わったような感覚です。オッケーです!!!!

プラスチックの経年劣化等による症状だと思いますが、こういったダッシュボードの異音(カタカタ・ギシギシ)は、振動を拾って動く箇所をスポンジ等で防ぐことにより、改善できる場合があります

お悩みになられている方は、ぜひDIYでチャレンジを!!

再修理!!

共振に伴うカタカタ音などの不快な音を気にしだすと沼です!迷宮入りです!

助手席エアバックのボックス下2箇所にスポンジをかましてマシにはなったけど、完全に無音になったわけではなかった。でも気になる….。

助手席エアバッグ上のダッシュボードを手で押さえつけると完全に無音になり解決する。すなわち、この辺りの共振を無くすために突っ張るか何かをしないといけない。

結束バンド等でダッシュボードを下へ引っ張る作戦も考えたが、引っ掛ける所もないし、何か違う気もする。

そこで、手が入る範囲で何か得策がないかと頭をひねった結果、助手席エアバッグ付近にあるフロントガラス下のエアコン吹出口通じるダクトとダッシュボードの隙間にスポンジをかまし試してみることにした。

ホムセンで買ったNRスポンジを4重くらいに折り重ね、バラけないようにマスキングテープで優しく仮止め。

そして、長いマイナスドライバー等でねじ込み押し込んだ。

結果、通常走行においては、ほぼ完全にカタカタ音は消え去った感じだ。大きな段差では、どうしても異音が発生するが不快指数の許容範囲である。

こういうの持っておくと超便利です!(1,000円ちょい)